成人式の振袖をレンタルするベストな予約時期はいつ?
成人式の着物はいまやレンタルが主流。むかしは1年前くらいの予約でも間に合いましたが、現在ではそれでは遅すぎるというほど、成人式の振袖レンタルの予約時期は前倒し傾向にあります。一生に一度の晴れ舞台・成人式は万全の状態で迎えたいもの。そこで本コラムでは、成人式の振袖をレンタルするためのベストな予約時期についてご紹介します。
成人式の振袖は高3の夏季がベスト予約時期
成人式の振袖レンタルの予約時期は高3の夏季がベストな予約時期といわれています。成人式の振袖は、夏場が新作の振袖が出そろう時期です。加えてその年の成人式にレンタルされていた振袖も戻ってきますのでもっとも豊富な振袖から選べる時期なのです。
新作振袖は、トレンドを反映しているため、とくに若い方からは好評であることが多く、自分も気に入り、また友人たちからもほめられる自慢の振袖となるでしょう。また新作でなくていいと思う方は、高2の1月下旬を狙うのもおすすめです。
自分に似合う振袖はできるだけ多くの選択肢から選べるほうがいいですよね。既存の振袖だけでも、品ぞろえが豊富であればその可能性はより高まると思われます。
■出遅れてしまった場合はどうする?
高3の夏に出遅れてしまった場合は、高3のセンター試験後がおすすめです。つまりその年にレンタルしていた振袖が戻ってきている時期がベストに次ぐ予約時期です。そこも逃したらその次の夏季に新作を狙って予約しましょう。
振袖を実際に見て試着をしよう
これから成人式を迎える方々の元には複数の振袖レンタル店から、振袖のレンタルカタログが送付されてくることと思います。ネットで検索することもできるので、理想の振袖を探しやすいと言えます。
しかし、ベストな予約時期の高3の夏には、必ず振袖レンタル店に行かれることをおすすめします。
■カタログでは本当の色味・柄はわからない
印刷されたカタログの振袖画像は、実物に近いですが実際の色味とは微妙に異なります。柄も細かい部分はわかりづらくなるので、実物の振袖を見るとかなり印象が違って見えるでしょう。
■試着で帯や小物のコーディネートができる
振袖は帯や小物とのコーディネートがむずかしいことが知られています。また、色柄が着る方の好みに合っても、着てみると似合わないこともよくあるので、実際に着て、コーデしてみることが大切です。
■当日の心構えができる
振袖を着たときの感覚もわかるので、どのくらいの動作が可能か、歩き方はどうすればいいかなども把握できて、成人式当日の心構えもできますね。
■試着した姿を撮影できる
振袖を試着した姿を撮影して、付き添わなかった家族にも見せることができます。友人に見せられるものもいいですね。
予約時期が早いことで問題点はある?
成人式の振袖をレンタルするベストな予約時期や、実際に振袖レンタル店に出かけて選ぶことの大切さをご説明してきましたが、予約時期が早まっている中で生じる問題点についても触れておきます。
一番多いのが着たい振袖の好みが変わる可能性がゼロではないということです。高3の夏あたりに「この振袖が着たい」と思い予約した振袖ですが、実際に約2年後の成人式の際に自分が理想とする振袖が変わってしまうことも充分ありえます。
好みの変化に備えて、高3のベスト予約時期に「振袖の予約の変更がいつまで可能か」をしっかり確認しておきましょう。振袖のネットレンタルであれば発送前まで変更可能なところもあるようですが、振袖レンタル店での予約の場合は、予約後3か月以内など、振袖レンタル業者によって異なります。
しかし、成人式直前となればレンタルできる振袖の種類は限られてしまうので、その点は覚悟しておかなければならないでしょう。また、振袖を変更しなくても予約した振袖に合わせる帯や小物、髪飾りなどのコーディネートを変えてもらうことで好みに近付けることも可能です。
一生に一度の成人式ですから、胸にもやもやっとした気持ちを抱えて過ごすより、予約をした振袖レンタル店に相談してみることをおすすめします。
まとめ
成人式の振袖をレンタルするためのベストな予約時期についてご紹介しました。振袖のベストな予約時期は高3の夏季で、高3のセンター試験後もおすすめの時期です。
注意点としては、振袖の予約時期には必ず電話予約の上、レンタルショップに出向いて、実物を見て試着してから振袖・帯・小物などを決めるようにすること。そして予約時に「予約変更がいつまで可能か」を確認することも忘れないようにしましょう。
振袖レンタルは、早めに予約をすることで理想の振袖と出会える確率がグンと上がるだけでなく、振袖のレンタル料金が安くなるキャンペーンが実施されていたりとお得感もあるので、成人式の2年前に振袖の予約をするのは早すぎると思わず、ぜひ振袖レンタル店に足を運んでみてくださいね。